彩佳さん(37歳・女性・東京都・ホテルフロント)への取材インタビューです。
ホテルスタッフの夜勤中に、ぷるるアプリでリモ活して稼いでいるシングルマザーの彩佳さん。深夜から早朝のライバルが少ない時間帯を狙うことで、若いライバルに負けずに稼げるそうです。
お話を聞いた人 | |
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プロフィール | 彩佳さん(37歳・女性・東京都・ホテルフロント) |
リモ活の頻度 | ほぼ毎日 |
時間帯 | 午前中~夕方 |
主な相手 | 年齢問わず誰でも |
よく使うサイト | ぷるるアプリ |
道具 | iPhoneのみ |
やり方 | コレクトコールで新規客を獲得する |
工夫した点 | 聞き役に徹しつつ、しっかりと意見を言ってあげる |
リモ活を始めたきっかけ
――はじめに、彩佳さんがリモ活を始めたきっかけを教えてください。
うちは母子家庭なので、昔からいつも副業は探していましたし、色々試したこともあります。でも、アプリで稼ぐことに興味を持ったのは、地元のママ友がやっているのをインスタで偶然発見したからです。
――直接勧められたのではなく、偶然見つけたのですね。
たぶん、本人が同じスマホからやっていたからサジェストされたのではないでしょうか。ポイ活などを紹介しておすすめしている副業を見て、私も負けていられないと思いました。
――本業として、ホテルのフロントスタッフとして働いているそうですが、リモ活をする余裕はありましたか。
子供も大きくなってきたので、ホテルフロントの夜勤も入れるようになりました。その時々で忙しさは変わりますが、基本的に、深夜は仕事も減るので、今までは時間を持て余していましたね。
――いわゆるリモ活アプリのほかに、どんな副業を試しましたか。
今でも続けているのは、楽天ROOMやスキマバイトアプリです。楽天ROOMは、100件ほど投稿してみましたが、まだ売上はありません。スキマバイトは、何度か挑戦しましたが、私には合わないと思い挫折しました。それで、スマホだけで稼げるリモ活を始めました。
――数あるリモ活アプリの中でも、ぷるるを選んだ理由をなんですか。
iPhoneのアプリマーケットで検索して、たまたま出てきたのがぷるるでした。夜勤中とはいえ、チャトレのような仕事はできないので、メールでも稼げる点に惹かれました。
ぷるるアプリのリモ活はこんな感じ
――実際に、ぷるるアプリで活動されている流れを教えてください。
自宅にいるときは通話できますが、勤務中はメールしかできないので、メールを返す作業に専念しています。通話したことがある方とのやり取りがメインで、新規の方にアタメは送りませんが、メールだけでもポイントが付くので助かります。
――自宅にいらっしゃるとき、通話相手はどのように開拓していますか。
コレクトコール可能ということをプロフィールに書いているので、それ目当ての方から連絡があります。やはり、お相手から見ると、3分無料という通話が魅力的なのだと思います。もちろん、短時間で切られてしまう方もいますが、コレクトがきっかけで長電話してくださる人もいますよ。
――通話の単価はどのくらいに設定されていますか。
100円台にしています。元タレントのキャストさんなども在籍しているので、私のような一般人は100円台が相場だと思います。
――稼ぐために、工夫されていることはありますか。
ぷるるとは直接関係ありませんが、いくつかのアプリに同時待機するのが一番稼げると思います。どのアプリにも、相手がいない時間帯がありますから。
――確かに、複数アプリで同時待機する方が、通話相手を見つけやすいですよね。
あとは、深夜から早朝にかけてはどのアプリもキャストが減るので、狙い目です。私の場合、夜勤中は自然とその時間帯にかかるので、ライバルが少なくなるから稼ぎやすいのだと思います。
最近のスキマバイトについて
――アプリのリモ活と同時に、スキマバイトの副業も試されたそうです。そちらの方は稼げましたか。
いいえ。私には合わないと思いました。ただ、体を動かす仕事は嫌いではないので、よい求人があればまたやってみたいとは思います。
――スキマバイトの、どのあたりが合わないと感じましたか。
応募したバイト先へ行くと、仕事内容が若干違ったり、やり方を丁寧に教えてもらえない職場がよくあります。あくまでも主観ですが、アプリから来ている人の地位が低いと感じます。
――社員さんやアルバイトさんよりも、扱いが雑なのですね。
もちろんよい職場もあるかもしれませんが、まだスタッフ指導などのルールが追い付いていない職場が多いようです。
――アプリのリモ活の方が、ストレスなく稼げるのですね。
もちろん努力は必要ですが、マイペースで稼げるのでストレスフリーなのは間違いありません。
編集後記
彩佳さん今回は、母子家庭でお子さんを育てつつ、ホテルフロントの仕事とリモ活を併用しているシンママの彩佳さんにお話を伺いました。
最近は、副業を認めている会社も増えているので、夜勤中などのスキマ時間を活かして、活躍されているイマドキママの姿が見えてきました。
特に、深夜から早朝にかけては、どのアプリもキャストが減るため、ライバルが少なくて稼ぎやすいという意見は、ほかのアプリにも共通するヒントでした。
楽天ROOMやスキマバイトなど、副業の手段は増えている一方で、稼げる仕事は多くありません。
ぷるるアプリのように、通話時間やメールの返信数によって、必ずお金が貰えるアプリなら、副業のメインとして安定収入に繋がりそうです。